樹木マイスターの見立て。植栽はヤマボウシとシマトネリコ。

今日は3度目の植栽選び。前の2回は、(外構を施工する会社と)提携している農園が二ヶ所あったので、それぞれ見せてもらった。

同行してくれたのは、外構設計の責任者(ガーデンS)。昨年末、急に退社した担当者の後任にあたる過去記事参照)。植栽は前回仮予約しているシマトネリコと、ヤマボウシに決めていた。

今日見に来たのは、ガーデンSの提案。外構設計の責任者として、植栽選びの確認したかったからだ(過去記事参照)

「ヤマボウシの大きさが気になっていまして、それを確認したいです。」とガーデンS。どうも、以前の担当者が、何か見逃しているような口ぶり。現地に向かう車の中でソワソワが始まった。

「これは、やめた方がいいと思います。」

農園の方が、ヤマボウシの畑に案内してくれた。「仮予約していただいのは、この木です。」と大きなヤマボウシの前に立った。高さ横ともに3.5mと大きい。ガーデンSはそのヤマボウシを見るなり「これは、やめた方がいいと思います。」と、きっぱり。

「えー!なんでですか??」と奥さん。「根が大き過ぎます。重さも300kgは超えていると思います。」と、ガーデンS。「人力で運ぶことができないので、クレーンを使わないと無理です。費用も結構します。」前任の担当者はそんなこと言わなかった。きっと、(会社を)辞めると決めていたからかも知れないと思った。

高さが3mになると、値段もぐっと安くなる。しかも、3.5mになるとクレーン代も加算されることに。これには奥さんもあっさり折れた。

「3mはどんなのがありますか?」

農園の方は「ここから、あそこまでが3mです。多少、大きさにバラツキがありますが、同じ(値段)です。」と、すぐ隣を指差した。ほとんど、(大きさは)変わらない。ガーデンSは「高さはほぼ同じですが、樹齢が違います。」と的確。「これなんかどうでしょう?お部屋から見るとして、こちら向きに植えるといい感じだと思います。」まるで、樹木マイスター。ガーデンSの見立てで、ヤマボウシは決まった。

ヤマボウシ

2.5mのシマトネリコ

玄関前なので、スッと上に伸びている樹形がいいですね。あとは、枝のクセでしょうか。」枝のクセとは曲がり方のこと。枝の形は好みなので、フィーリングで決めるしかない。何本か見て、これもガーデンSの見立てで決まった。

シマトネリコの株もと

樹木マイスターの見立てで、植栽はヤマボウシとシマトネリコに決定。

めでたし。

 

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