意外というか、想像通りというか、階段は小さいと感じた。マンション住まいなので、家の階段がどんなものかよく分からない。おそらく、駅とか、ビルとかの階段と比較しているからだと思う。
木工事の確認をしているとき、ヘーベルハウスの監督(ヘーベル監督)に質問した。「今は鉄のままなので、あれですが、板がついたらもっと広くなりますか?」ヘーベル監督は「踏み面(フミヅラ)は22cmになります。」フミヅラと言うのか。でも、足より小さい。「家の階段ですので、小さいです。」
理想は60cm
ヘーベル監督は上り下りしやすい階段の理論を簡単に説明してくれた。「合計60cmが、上り下りしやすい数値になっています。この蹴上げが19cmなので、、、」高さを蹴上げというらしい。ということで、下の式がそれになる。
蹴上げ(19cm)X2 + 踏み面(22cm)= 60cm
「なるほど。ありがとうございます。」「実際にフローリングを貼ったあとでは感覚が違ってきます。」
実際に試してみる
家の階段がどんなものか確かめるには、誰かの家にお邪魔するしかない。ちょうど今日は、奥さんの実家に来ている。早速、物差しで測ってみた。
蹴上げ(高さ)は19cmと同じだが、踏面が20cm。築40年の古い家だからか、理想の60cmに2cm足りない。しかし、全く不自由は感じなかった。新居の階段はこれより少し、上り下りがしやすいと分かった。
踏面は建築基準法で15cm以上と定められている。また、蹴上げは23cm以下(ヘーベル監督の説明)。一般的な住宅はスペースにあわせて、60cmになるように作るそうだ。
外構の階段はどうだった?
帰ってすぐ、外構の図面を調べた。
蹴上げ(15cm)X2 + 踏み面(30cm)= 60cm
踏面は靴に合わせて、30cm。外なので大きい。その分、蹴上げは15cmと低く、比較的緩い階段であることが想像できる。
こうして、ハッキリとした数字が出ると安心する。
家作りって、これやんな。
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