キッチンが入った。ガスメーターと職人さんの美意識。

ヘーベルハウスの監督さん(ヘーベル監督)からお知らせがあった。「外構は昨日から始まりました。今日はガスの引き込み作業を行なっています。(ガスは)まだ使えませんが、設備もすべて入っています、、、」設備が入ったということは、家は出来てる?

居ても立っても居られない。「家の中に入れますか?」ヘーベル監督は早速現場に確認して、折り返し連絡をくれた。「夕方でしたら中をご覧いただけます。昼過ぎまでは、入り口付近の作業をしているで、、、」と丁寧に教えてくれた。

奥さんは「キッチンとか、現物が見れるなー!」と大喜び、「でも、あんまり、はしゃいだらあかんな。」と平常心を思い出した(過去記事参照)。「せや、平常心や。フラットにいかな。」と口にした途端、"フラット35"を連想して、ローンのことが頭を過ぎった。新築ブルーは、いつもそばにいる(過去記事参照)

「玄関はタイルを貼るらしいから、裏からしか入られへんみたい。4時ごろに行こかー。」

設備が入った

入り口の階段を上がってすぐのところに、ガスメーターのパイプが立っていた。『出来るだけ、目立たないようにおできますか?』と言ったことを思い出す(過去記事参照)。まだガスメーターはついていない。

裏庭に回り、掃き出し窓から部屋に入った。壁紙も張られ、フローリングも全貌を表した。奥さんは涙目になっている。何度も諦めかけた戸建ての夢、それが現実になったのだ。(過去記事参照)

奥さん:「あとは、払えるかやな。」とディープな発言。

私:「払うしかない、言わんといて。」と更にディープになった。

来週末は、ヘーベル監督から設備の説明を受ける予定になっているので、今日はチラ見。トイレ、洗面所、キッチンと、ひと通り見て「以上やな、あっという間や」。設備と言っても三ヶ所なので、本当にあっという間だった。

職人さんの美意識

ガス工事の職人さんに挨拶をして帰ることにした。「出来るだけ目立たないようにと、指示を受けてますが、難しいですね。」と真剣に考えていてくれた。「あまり気にしないで下さい。」と、気を遣わせては悪いと思った。

職人さんは「毎日見てるので、気にしたことが無かったんです。でも、そう言われて良かったです。僅かですが、図面より15cm右にズラしました、、、、」と説明をしてくれた。

お隣さんとの境界線に網の柵が出来る。その柵は等間隔で金属の柱があるので、それと同じ位置にガスメーターを設置したそうだ。「縦のラインを揃えました。」

あの時(過去記事参照)は面白い監督さんの冗談だと思っていたが、違った。ちゃんと職人さんに伝え、何とか努力していてくれたのだ。

職人さんの美意識に、目頭が熱くなった。

平常心は、少しお預け。

 

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